いつのまにか

いつのまにか
庭の梅の木に、梅の花が咲き始めていた。
莟や花は鮮やかで深い色をしている。
まだ厳しく冷える早春の空気に耐える力強さを象徴するように。
近寄って眺めていると
心の奥深くで眠っていた目がひとつ開いた。
家の近所でうぐいすが鳴いているのは
立春の頃から知っていたけれども
梅の花が咲く準備をしているのも
いつのまにか咲いていたのにも
昨日母に教えてもらうまで気付かなかった。
毎日その梅の木の横を通っているのにね。
そういえば、長い間海の側へも行っていない。
風が強くて寒いからと避けていた。
そろそろ、また浜辺へ行こうか。

波の音を聴きに。

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