母のパンケーキ


今月もまた月経と共に寝込んでしまった。
恐怖感に包まれるような痛みや38℃代の熱に加え、腹腔全体が腫れぼったく感じて
寝返りも食べるのも飲むのも笑うのも歩行も排泄も、その都度刺すような痛みを誘発した。
太いロープで縛られた胃の両端で盛大な綱引きが行われているかのような感覚も3日間続き
固形物があまり喉を通らない人もやむを得ずやることになった。


小鉢に入れてもらったお粥を食べるのに1時間以上かかっていたようなとき
母が何か食べたいものは?と聞くので、「ホットケーキ」と甘えてみたら
本当に作ってくれて嬉しかった。


母は、「みやみたいに上手に焼けんかったけどね」なんて言っていたが
卵や牛乳を使わずに、やれ低脂肪だの、低カロリーだ!などと唄いながら作り
さらに調子に乗ってバナナとかヨーグルトとかシナモンとか、色々なものを加えるので
ややこしい味に仕上がる(しかも結果的に恐らく普通に作るよりもだいぶ高カロリーな)わたしのパンケーキよりも
母のホットケーキは何十倍も美味しくて、何と2枚もぺろりと食べてしまった。

そういえばわたしは、まだ少女と呼べる年齢の頃にカナダへ行ってしまったので
母が焼いてくれたホットケーキを食べたのはもしかすると20年以上ぶりだったのかもしれない。


丁度出来あがったばかりの自家製甘酒を乗せて口に入れると心も身体も喜び
これが世界一おいしい食べものだと言う声が聴こえてきたのだった。





最初に書いた様々な症状は既に治まり、昨日から散歩にも復活できました。
腸の調子も引き続きとても良いのでご心配なく。



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