おはぎとは



以下、わたしのおはぎの掟です。



ほんのり甘い程度の穏やかな甘味の粒あんを
二日かけて気長に丁寧に作ること。

おはぎは、食べてくれる人の幸せを願い祈りながら
まる〜く作ること。

作らせてもらえてありがとうと感謝しながら作ること。









手作り粒あんのおはぎを作るようになって、7年くらいになる。
その原点はブラジルでお世話になった
日系ブラジル人のお母さんやおばあちゃんたちなのだ。
彼女たちの団体おはぎ作りに参加させてもらったのが
私の初めてのおはぎ作りだった。
私はおはぎを作る度に、彼女たちのことを思い出す。

ブラジルでの日々は、大変だったことが多くて
以前は誰かに語ることさえもしんどかったのだが
最近では、あの頃の日々にも愛おしさを感じるようになった。
ブラジルで見たもの出会ったもの得たものについて
伝えていきたいと思うようになってきた。

思い出していると浮かんでくるのは、
暖かく接してくれた人たちの笑顔ばかりで
心がとても暖かくなるんだ。
同時に、少し涙がでてくるんだ。
あれほど沢山の優しさに支えてもらっていたのに
自分はしんどいことや辛いことで一杯一杯で
それらのことばかり考えていた。
ブラジルを出発したとき私は、
伝えるべきだった心からのありがとうを
彼ら彼女らに、ちゃんと伝えられたのだろうか‥。


これからも、おはぎを作るとき私は
ブラジルのおかあさんたちのことを思う。
また、今の私を支えてくれている人たちのことも思いながら作る。
どうかみなさんに、良いことがいっぱいありますように。
おはぎは、愛です。
パンも愛だけど、おはぎも愛なのだ。








残ったあんは、あんぱんになりたいねと、話をしています。
おいしいあんぱん、作れますように。








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