愛の毛布








11月の始まりが近づくと、祖母を見送った数年前の晩秋を思い出す。


自宅でのお通夜と遅い夕食の後、私は祖母宛に手紙を書き
その内容は手作りの小さな葬式で朗読してもらったのだった。

あれほど大量に涙を流しながら文章を書くということを最近やっていない。
溢れる愛に心を震わせながら誰かのために書くという幸せな体験に
いつかまた巡り会いたいものである。


祖母のことを思うと、祖母が側にやってくる。

優しく暖かく、そして眩しいほどに光り輝く柔らかい毛布のようなヴェイルのような愛が
頭から肩にかけてふわりふわりと降りてきて
優しく包み込まれる。
じわじわと愛が染み込んできて
暖かい感動に自然と涙があふれてくる。


「みやちゃん」

祖母の声が聴こえる。




祖母は今、とても広々とした美しい青空と緑の丘の場所に居るようです。
祖母を思うと、そのような風景が見える。
1年後の記事にも同じ様なことを書いていた。。)

心地よい風が吹いていて、柔らかい光りがあふれていて
すーっと伸び上がると
そのまま高く舞い上がり、光り輝く空の一部となり風のように空を泳ぐ‥









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